生活

なぜあなたは浮気するの?②:『風俗って浮気なんでしょうか』

modern bathroom interior with bathtub against toilet bowl

なぜ人は浮気をするのか。その理由は人によって本当に様々である。ある者はゲームのように浮気を楽しみ、ある者は悲しみから浮気に走る。しかし、風俗に行くことは浮気なのだろうか。なぜ日本人が浮気をするのか考えるこの連載シリーズ、2回目は浮気はしたことがないが風俗には行ったことがある男の話である。 友人B性別:男年齢:20代趣味:言語 風俗は浮気になるんでしょうか? こんにちはB君!今日はこのインタビューについて参加してくれてありがとう! どういたしまして!浮気についてインタビューしてるなんて面白いですね。なんでも聞いてください。 じゃあ早速聞きたいと思うんだけど、浮気の経験はあるかな? 僕はないですね。あ、でも待ってください。浮気の定義は何でしょうか? そうだね…やっぱり肉体関係があると浮気だと考える外国人の人は多いね。 それだと風俗に行くことも浮気になりますか?彼女がいる時外国の風俗に行ったことがあるんですが、これも浮気になっちゃうんですかね?自分の中では浮気という認識はなかったです。 おー、つまり君にとって浮気の定義とは肉体関係があるかどうかではないんだね? そうですね。僕は肉体関係になるために口説くことが浮気だと思います。逆に風俗嬢と遊ぶためには口説くという努力をせずにお金を払うだけで関係が成立しますよね。これはマッサージのようなものだと思いますよ。ポルノビデオを見るのと違いがあるんでしょうか。 なるほど。それは興味深い意見だ。 ポイント①:風俗=売春ではない 海外で女性が働いているセクシーなお店というと性的サービスが伴うのが当たり前だが、日本ではそうではない場合も多い。だが、性的サービスが伴う店、そして伴わない店を含めて、そのような仕事は風俗という業界に分類される。風俗の中にはさらにいくつかのサブグループがあり、サービスが異なる。 キャバクラ キャバクラとは女性のスタッフとお酒を飲みながら話すことのできるサービスである。基本的に性的なサービスはない。むしろ会話によるプラトニックな恋愛関係を疑似的に楽しむことが出来る場所だ。性的なサービスも提供する店は「セクキャバ(セクシーキャバクラの略)」と呼ばれる。逆に女性の客のためのサービスは「ホストクラブ」と言われる。 デリバリーヘルス デリバリーヘルス(略してデリヘル)は性的サービスを伴う風俗サービスの一つで女性が男性のいるホテルなどに来て、性的サービスを提供する。しかし、日本には売春禁止法があるため本番行為(つまり本当のセックス)は禁止されている。つまり裸の女性がサービスをしてくれるが肉体関係は伴わない。 ソープランド SPAの形をしている風俗サービス。昔はトルコ風呂と呼ばれていたがトルコ政府が激怒して名前が変わった。売春禁止法があるにも関わらずなぜかソープランドでは本番行為(つまり本当のセックス)は黙認されている。店舗は「ここは普通のSPAだが、たまたま店員と客が恋愛関係になってしまっただけだ」という言い訳をいうことで政府から許されている。 このように日本ではなぜか性的サービスがないセクシーな仕事も存在しており、外国人を混乱させる理由になっている。性的サービスはないのだからキャバクラに行ってもいいと考える妻もいれば、Bのようにソープランドもマッサージのようなものだと考える女性もいる。 女性が浮気するのは許せない? さて、じゃあもう少し質問したいんだけど、もし君が風俗に行くことができるなら女性が風俗に行ったとしてもそれは浮気じゃないのかな?だって君にとっての浮気の定義にとっては金を払う関係なら問題ないよね? うーん、そうですね。わがままだとは分かっているんですがやはり女性がそういうお店に行くのは好きじゃないですね。でも本来男女共にそういう店に行くべきではないと思ってはいるんです。でも男性は行ってしまうことが多いのかなって思います。 複雑な気持ちだね。じゃあ最後に君の友達たちは何パーセントくらい浮気していると思う? たぶん20%くらいじゃないですかね? オッケーありがとう!とてもいいインタビューだったよ! やはり重要なのは気持ちか? 今回は風俗サービスを利用することは浮気なのかどうかがインタビュー中の大きなテーマだった。しかしここにも肉体関係よりも他人に愛が伴うことが本当の浮気だという価値観を感じることが出来たような気がしており、日本人はやはり肉体関係よりも心の関係を重要視するのだろうかと思ってしまった。 また改めて考えると日本の風俗サービスはヨーロッパなどと比べて非常にバラエティが豊かだ。この点もなぜ違いがあるのかがとても興味深いと感じた。 しかし、まだまだサンプルが足りない。より日本人の本音を知るためにはさらに調査しなければいけないだろう。

生活

なぜあなたは浮気するの?:『強い男は複数の女を得るべきだ』

突然だがあなたはこのYoutubeの動画を見たことがあるだろうか?これはAsian Bossという有名なYoutubeチャンネルのインタビューで、日本人の浮気に関しての調査を行っている。さて、この動画を見てあなたは今日本人の浮気に関する本心を知ることができたと思っていないだろうか? 確かにインタビューを受けた日本人達は嘘はついていない。だがこれは、建前だ。 日本人の私にはわかる。これは誰が話しているかわかってしまうインタビューなので彼らは本心を話していない。ならば私がその隠れたベールを剥いでやろうではないか。 そのため今回は10人の友人に匿名でインタビューし、彼らの浮気に関する意識の調査を行った。そして分かったのは西洋の恋愛観とは全く違う数多の意見である。 これを読むことであなたは隠されている日本の浮気について知るだろう。 A君:人間はサルみたいなもんだ。オスにはハーレムが必要だ。 友人A性別:男性年:20代趣味:スポーツ 愛と肉体関係は別 こんにちはA君。わざわざインタビューに協力してくれてありがとう! ははは。しかしまた変なことしてるんだね。で、日本人の浮気について知りたいんだって? そうなんだ!それで今、日本人の浮気についてインタビューしてるんだけど早速質問していいかな?君は浮気したことある? うーん。今僕は東京に住んでいないんだけど、彼女は東京にいるんだ。でも僕は浮気はしたことがないな。 おぉ!じゃあA君は浮気はしたことがないんだね? そうだね。Tinderを使ったり、道で女の子に声をかけることはあるけど、浮気はしたことがないよ。彼女を愛してるからね。 いや、それは浮気じゃない? どうして?肉体関係があっても彼女の事を愛していれば僕は浮気じゃないと思うよ。だから他の女性と遊ぶことはあってもこれは浮気じゃないんだ。 ポイント1:A君の浮気の定義 浮気相手と肉体関係にあり、なおかつ浮気相手の事を愛してしまっている場合それは浮気である。もし、浮気相手のことを愛していなかった場合、肉体関係があったとしてもそれは浮気ではない。

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日本にキリスト教は育たない

crucifix illustration

幼い頃曾祖母が死んだ。 それまでも何度か葬式に行ったことはあったので、人が死ぬことは私にとって珍しくなかったが、その日がいつもと違ったのは家族が私を教会へ連れて行ったということだ。 そう、曾祖母はカトリックだった。 私は見慣れない神父を前に「どうしてひぃおばあちゃんは寺で葬式をしないの?」と父に尋ねた。父は「それはおばあちゃんはカトリックだからだよ」と答えた。 しかし私は納得ができないので「どうしてカトリックだと違う方法で葬式をするの?」とまた質問した。子供特有のむずがゆい質問にすこし苛立った父は「宗教が違うと天国への生き方が違うから、キリスト教の人は基督教の教会で葬式をして天使に天国まで運んでもらわないといけないんだよ。お前だってゲームセンターに行きたいのに、学校に連れていかれたらいやだろう?」と静かに答えた。 これが私のカトリックとの不思議な出会いだった。そして私がキリスト教に対して考えるようになるきっかけでもある。 日本でキリスト教はとても有名であるが、信仰する人は大変少ない。信者数は人口のおよそ1%。アメリカに住むユダヤ教徒と同じくらいの比率だ。だからカトリックの家族に生まれるのはとても珍しいことなのだが、さらに珍しいこと私の家にはカトリックと仏教徒が混在していた。 まず、祖母と祖母の両親、そして叔父は洗礼を受けたカトリック。そして父と祖父、そして私の母の家族は仏教と神道を信仰している。まるでユーゴスラビアの家族のようなものだ。当の本人である私は洗礼は受けてはいない。ならキリスト教とは縁のない人間なのかと聞かれればそういうわけでもない。実は子供の頃は教会に通っていたのだ。それもプロテスタントの教会に。 結局私が子供の頃教会に通っていた期間は2-3年だろうか。この生活が始まるきっかけは日曜日家の掃除ができないことを苛立った母が私にキリスト教学校に行くよう命令したからだ。母はスペインに留学していたこともあってキリスト教が好きだったが、それはファッションのようなもので大してプロテスタントとカトリックの違いが分かっていなかった。だから彼女のせいで私は家族はカトリックなのにも関わらずプロテスタント的な考え方をキリスト教に対して持つ複雑な人間になってしまった。 つまりこうだ。私はプロテスタンティズムから勤勉さを学んだ。しかし実際に家族が死んだときに行く教会はカトリックであり、そしてストレスがたまると寺で瞑想をする。地震が起きれば恐怖のあまり神道の神々に祈るわけである。もはや私の頭の中は宗教のスープだ。具材のようにそれぞれの宗教が混ざっていて原型をとどめていない。だが、今は一つの結論としてこれこそが日本人の文化であり宗教の形なのだろうと思っている。 話は変わるがマーティン・スコセッシの「沈黙」という映画を知っているだろうか?日本に来た二人の宣教師が日本のキリスト教の信仰について考えるという内容だ。この話のなかであるポルトガル人は日本についてこのように話している。 「この国は沼地だ。やがてお前にもわかるだろうな。この国は考えていたより、もっと怖ろしい沼地だった。どんな苗もその沼地に植えられれば、根が腐りはじめる。葉が黄ばみ枯れていく。我々はこの沼地に基督教という苗を植えてしまった。」 これは私を強く納得させた。私自身がプロテスタントもカトリックも仏教も溶かして神道であえたスープにしてしまったからだ。 そしてきっと日本という国もそうなのだろう。日本は外国の文化を受け入れることはない。なぜなら外国の文化を溶かしてしまうからだ。つまり仏教もキリスト教も日本人の興味のある部分は受け入れられるがそれ以外はみんな腐って忘れられてしまうように、外国の文化も日本人が興味を持つこと以外はすべて腐ってしまう。日本人には外国から来た文化を正しく全て理解したいという気持ちがないのだろう。だが、逆に言えばだから我々は中国人にならなかった。非常にオープンマインドで、新しいことをどんどん知りたい人間たちばかりであったら日本人は今頃中国の一部だろう。だが日本人はある意味頑固で自分の知りたいことしか文化を吸収しないので日本人という別の文化を維持したのだ。それはまさに私がキリスト教に接していたのにキリスト教になることがなかった理由と同じだ。 今日も祖母は死んだ祖父のために線香をたく。これは仏教の行為だが祖母は祖父のためにこれを行う。本当にキリスト教を信じていれば祖母はそんな行動に意味がないと思うだろう。だが、彼女もまた日本人だ。おそらく洗礼を受けていたとしても彼女もまた「溶けて形の変わった日本カトリック」を信じているのだろうと私は考えている。

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皮肉の都:京都

temple

京都という町は果たして住むと楽しい町なのだろか。私がそんな疑問を持つのはあまりにも多くの外国人が「日本に住むなら京都に住みたいな」と言うからだ。だが、日本語がわかる私達日本人にとって京都は観光する場所ではなく、旅行するところである。そして住みたくない最も大きな理由は日本人にとっても全く理解できない高度な皮肉を使う文化のせいだ。 日本で最も皮肉を使う人たち 日本人は言っていると事と考えている事が全く違う。この本音と建て前の文化を多くの外国人達は不満に思っているが、こと京都の建前のレベルは群を抜いていて私達日本人にも理解ができない。仮に理解できたとしてもそこには強烈な嫌味がこもっているので理解できない方が良かったと思うほどだ。有名な表現はいくつもあるがまずは私の経験を紹介しよう。 美味しいですか?お上りさんには新鮮な味でしょう? これは家族旅行で京都の有名なレストランに行った時の話である。カウンター席で料理人と話をしながらご飯が食べれるということがこの店の特徴でガイドブックにも載っている名店だった。ところが、ある料理を食べて「これはおいしいですね」と言った父に向ってその料理人は「お上りさんには新鮮な味でしょう」と言い放ったのだ。 お上りとは「都に行く」=「都に上る」という表現から生まれた田舎者を意味する単語だ。未だに古典的な京都人は、半分冗談だろうが、日本の都は京都だと思っている。だから「東から来たお前たち田舎者はこんなにうまいものは食べたことがないだろう?」という言葉を使うわけである。東京出身の我々はその言葉を聞いた途端、 「うわぁ…京都人だ…」と内心苦々しく思ったのだった。 高額商品だけ見せる店員 京都人の嫌味は言葉だけではなく態度にも表れる。特に伝統的な香を売るような店に行くと皮肉のレベルも非常に高い。 私は先日京都のある有名な線香屋を見つけ入ったことがあった。そこは線香の博物館もあり、実際に様々な物質の匂いを嗅ぎながら買い物ができるという面白い店だった。そこで買うつもりはなかったが興味半分に時間をかけて香炉などを見ているとある店員が私に話しかけてきた。 「いらっしゃいませ、お客様何かお探しですか?」 「ええ、いえただ見てるだけですが素晴らしいですね」 「ありがとうございます。例えば香炉でしたらこんなものもございますよ?」 この店員は随分と丁寧な言葉遣いをする男だった。私は先ほどのレストランのような経験をしているので基本的に京都人があまり得意ではないのだが、全員が嫌味な人間ではないなと感心していたわけである。 だが男が持ってきた小さい香炉を見せて仰天した。値段が300,000円なのである。こんなのとても買えそうにもない金額だ。ショーケースの中には30,000円のものもあるのにどうして私にこんな高級品を見せるのだろうか。 そんな疑問がわいた瞬間すぐさまここが京都だということを思い出した。もしかするとこの男は「香は高尚な文化だ。金が払えないなら帰れ」と行動で示しているのではないかと理解した。私は静かに「うん、素晴らしい商品ですね。しかし、そろそろ行かなければいけませんのでまたの機会にしましょう」と言って店から出るしかなかった。 もしかすると単純に良い香炉を見せただけかもしれないが、本心が分からず疑心暗鬼になってしまうのが京都で生活するのが難しい理由だ。 インターネットでも有名な京都の皮肉 何も京都の皮肉は私だけが勝手に被害妄想で感じていることではない。インターネット上ではもはやミームとして京都人の皮肉は定着し、京都人以外も冗談で使うようになってきている。他の例もインターネットから紹介しよう。 『良い時計してますなぁ・・・こ、これが京都なのか・・・』実はこれが京都の本音?8選 | Lion News 「いい時計してますね」 A. 時計を見ろ、お前と話す時間はもうない。 「どこから来たんですか?賑やかでいいですね」 A. 田舎者が、店の中でうるさいぞ。 結局、移住者としては京都は排他的な文化で非常に疲れる。それならとなりの大阪に住めばいいと思うのだ。あそこは文化的に率直だし、新しいものを好む地域だ。 そんなわけで私はいつも日本語のわからない外国人の人達は京都人の嫌味を理解しているのかどうか疑問に感じながら彼らを観察している。

生活

日本の警察にあなたが捕まるまで -職質に抵抗するな-

man sitting on steps

早速だがこの動画を見て、あなたはこの外国人はなぜ二人の警察官に名前を教えるように尋問されているかわかるだろうか? 答えは警察の荷物検査を拒否したからだ。 今日は恐らく日本に長く住む外国人が経験するこの荷物検査、通称「職質」についてと、なぜ職質の時は警察に逆らってはいけないかについて教えようと思う。でないとあなたは最悪逮捕されるかもしれない。 『職質』、日本の警察のパトロール 日本の警察は「職質」というパトロール行為を行うことを国の法律で認められている。これは道を歩いている人を呼び止め、持っている所持品の検査を行う権利の事だ。日本の警察はこの権利を使って怪しい人をチェックし、薬物や不法滞在者ではないかをチェックしている。 多くの警察官は紳士的に質問をしてくるし、それほど嫌な気持ちにもならないだろう。 ただし問題が2つある ①外見によって職質される場合がある 例えばこのビデオは日本のニュース番組でも有名になった事件の一つだ。ドレッドヘアーをしている日本人をしつこく警察が職質している様子を本人が撮影しているものである。 このように日本の価値観から「麻薬密売人」または「ヤクザ」と認識されやすい恰好をしている場合あなたは職質の対象になる確率が上がる。 ドレッドヘアーだったり タトゥーが入っていたり 警察の前で怯えているように見えると 警察はあなたを犯罪者の可能性があるか、不法滞在者だと思うかもしれない。理不尽な話だが今の日本で誤解を受けるファッションをすることにメリットはあまりない。そしてあなたの国でいくらタトゥーが普通の文化だとしても日本の警察はあなたを無視してはくれない。それが現実だ。 また外国人は違法滞在者ではないか確認するために執拗に職質を行う場合もある。この時も比較的裕福だとみなされる白人は職質が少なく、違法に労働しているというイメージのある中東系やアジア人は職質の回数が多い。人種差別だと私は思うがそれが通用してしまうのが今の日本社会だ。 ②任意の調査だが事実上拒否権はない この職質は法律によると任意の調査である。そのためあなたが調査に同意しない場合は警察はあなたの荷物を調査できないはずである。しかし、それは原則の話で実態は違う。 最初のビデオを見てみよう。もしあなたが警察に逆らい在留カードを見せなかったり、名前を言わないと絶対に警察はあなたを解放しない。録画を始めれば応援を呼ばれ2人だった警官が5人に増えそして最終的に10人に囲まれることになる。 そしてあなたが同意するまでこのように言われるのだ。 「あなたがもし何の問題もなければ在留カードを見せればいいですよね?なぜ見せないのですか?理由があるのですか?」 だから事実上拒否などできないのだ。あなたができることは「はい」というだけである。 この問題に関して今回私は知り合いの弁護士にどうやれば拒否することが出来るかどうか尋ねてみた。すると答えは弁護士にとっても「事実上不可能」とのことだったのだ。 例えば職務質問された瞬間に電話であなたが個人的に雇っている弁護士に連絡し、警察にこの調査は任意の調査のはずだから拒否権があるはずだと説明させることはできる。 だが、そんなこと現実的だろうか? 正直言って職質のためだけに弁護士を雇うなんて不可能だ。だから弁護士にとっても事実上強制検査だと言っていた。 早く解放されたければ素直に従おう。それ以外に道はない。 「あなた方言話さないね?よそ者?」 職質の問題は決して外国人だけの問題ではない。不愉快な経験自体は私にもある。それは私がある田舎の島に旅行に行った時の話だった。 その島は非常に田舎で近くのコンビニまで30分自転車で走らなければジュースも買えないような場所にホテルがあった。私はホテルで自転車を借り、夜の9時にコンビニに行ってビールを買ったが、出てきたところを警察官二人に呼び止められた。 「すいません、ちょっといいですか?」 「ええ、どうしました?」 「えっ?あぁあなたその言葉この島の人じゃないね。どこから来たの?」 「東京ですけど?」 「東京?なんで東京人がこの島まで来た?何か身分証か何か見せてもらえますか?」 こんな様子で彼らは私の大学の学生証を詳しく調べさらには「こんな大学知らない」とまで言い出したのだ。私は「あなた達おかしいですよ?そんな大学知らないって、あなた達が無知なだけでしょう?荷物チェックをしたいんですか?何なら全てチェックしますか?」と答えると、彼らは当然のように自転車をチェックして、 「なにも問題がないですね。すいません。島の外からくるよそ者は泥棒の事が多いんです」と私に言い放って去っていった。 日本人にもこういうことが起こるなら外国人にはもっとこんなことが起こる。 外国人の立場の弱さ あなたがこういう経験をすれば少なからずショックを受けるかもしれない。しかし、これが現実であり制度上外国人はあらゆることで日本人よりも立場が弱い。その一つがこの職質の対象になりやすいということである。そしてこの立場の弱さを向上させるのは現状の日本では非常に難しい。 なぜならあなたは日本に住む人間の2%しか占めない超マイノリティになるからだ。 だから10年後この問題は改善しているかもしれないが明日改善することは絶対にない。明日もどこかで誰かが職質されるし、それが現実なのだ。 あなたは外国に住むそんな現実が見えているだろうか? 正直なところこれは日本だけの問題ではない。世界中で外国人は法的にも経済的にも立場が弱い。しかし、メディアは海外での生活のいい部分だけを見せており、こういった制度的で恒常的なデメリットについて語ることは多くない。 あなたももし日本に来るならよくこの点についても考えるべきだろう。 そして絶対に職質で警察に逆らってはいけない。

生活

間違えて日本のゲイサウナに行っちゃった件

日本の男性の間で今、「サウナ」がブームである。 最近日本のメディアがサウナは健康的で、さらに精神を安定させる効果があると宣伝したため、多くの若者がサウナに行くようになった。何を隠そう、私もその一人だ。いつしか仕事が多い日本の環境で、週末リラックスするため毎週サウナに行くようになっていた。 ところがその日私は神戸のあるサウナで衝撃のあまりパニックになっていた。 裸のおじさんがサウナの中でもう一人のおじさんの尻を叩いているではないか。 私の頭は完全にフリーズした。本当に異常な環境に人間が突然放りこまれると人間は思考が止まってしまう。3-5秒後に私が考えたことはただ一つだった。 「もしここで逃げたらゲイ差別になるのだろうか?」 異常な環境でバグってしまった頭でどれだけ考えても「逃げる」というまともな思考は働かない。私の頭の中にあったのは「少数派の権利を守るべきだと考えるべきなら、ゲイの人達が楽しく交流しているのを妨げてはいけない」という変に論理的な意見だけだった。私は微笑みながらサウナに座り「私はゲイではないですが、あなた達を尊重しますよ」という気持ちを伝えてみることにした。 するとその時サウナの扉が開いた。入ってきたのは 3人のラグビー選手のような若者だった。 「あぁ普通の人も来たか。良かった。」 一瞬そう思ったが3人が座ってから安心は驚きに変わった。 男たちが互いに筋肉を触り合いながらトレーニングについて語っているではないか。もはや私は逃げる場所がないと悟った。ここは紛れもなくゲイスパだ。知らずに来てしまったのだ。あぁもうだめだ、出よう。このままだと私の裸が見られる。はじめて日本のスパでは基本的に全裸で入浴することを後悔した。 そして浴場から外に出た時、そこにいたのは「Tバックを履いたおじいちゃん」だった。。。 日本のゲイ文化と銭湯の関係 日本では通常ゲイの男性がパートナーを探す場所を「ハッテン場」と呼ぶ。そしてその多くは有名な公園や、公衆浴場だ。彼らはゲイであることを示すメッセージを持っており、浴場の中でそのメッセージを見せている相手を探している。 私は今回間違えてゲイスパに行ってしまったのだが、このメッセージを示していなかったのでアピールされることはなかった。ゲイでない人は以下のような行動をしないようにしよう。 ①ロッカーのカギを足にかける 日本のスパではこのような形の鍵を使うことになる。これは洋服をしまうロッカーのための鍵なのだが、これを身に着ける場所は非常に重要だ。 ゲイでなければ手に着けなければいけない もしあなたがこの鍵を足に着けているとそれは即ちあなたがゲイであることを占めす。ゲイの人もアピールしていいと思ってしまうのでゲイでないなら避けるべきだ。 ②ピンク色のバスタオルを持っていく いくつかのスパはバスタオルを持ってくることを推奨している場合がある。レンタルタオルが有料だからだ。その時は色に気を付けなければいけない。もしピンク色のバスタオルを使っていると「今日の夜の相手を探している」の意味になってしまう。 これも大きな誤解を生む可能性があるので絶対に気を付けるべきだ。 日本でLGBTはまだまだタブー 私の個人的意見ではLGBTは尊重されるべきだ。しかし、普通にSPAを使いたいと思っている人もいる場所で性的な行動をするべきではないと思っている。それはゲイの人達のイメージを悪くする可能性もあると感じているからでもあるのだ。 ただし、日本ではまだまだLGBTはタブーなテーマである。現在人口の8-10%はLGBTに該当すると言われる。しかしまだ日本では多くの人が自分の性的嗜好を公言するのは非常に難しいことだ。家族関係を崩壊させたり、会社での出世に関係する可能性がある以上多くの人が黙っている。 だからこそLGBTの人達が密かに出会う場所が必要なのだ。そしてそこに「ゲイ専用SPA」と看板を設置するわけにもいかないから私のような人間が間違えて入ってしまうのである。 だが、もし仮にゲイ専用の施設を作ったとすれば今度は建設反対運動が起こったり差別問題に発展するかもしれない。だからこの問題は非常に神経質で繊細なテーマなのである。 神戸のハッテン場・サウナ・ゲイ向けマップ最新版!仲間が見つかる情報も! | SHIORI 今はインターネットでゲイの人達が使っているスパに関する情報を手にすることも簡単だ。ゲイとしてゲイの人が集まる場所に行きたい人も、ゲイの人が多い場所に行きたくない人もインターネットで検索してから行けば安心できるかもしれない。 お互いが気持ちよく施設を使えるように、マナーとルールを覚えよう。それが私が今回の記事で言いたいことだ。

生活

日本人はこれからも英語を話せない。

uk flag on creased paper

日本に住みたいと思っているが、日本語を覚えるのは難しいので日本人が英語を話すようになってほしいと思っていないだろうか? 断言するがそんな日は来ない なぜなら多くの日本人にとって英語は不必要なものだからだ 英語で収入は上がらない そもそも、世界中の人々はどうして英語を学ぶのだろうか。 ・外国人とコミュニケーションを取りたい ・外国の文化を知りたい このような動機もあるかとは思うが、最も重要な動機は異なるだろう。 収入が上がるから英語を学びたいのだ 例えばフィリピンの平均年収は48万円だが、仮に英語を覚えてカナダで働く事ができれば10倍の480万円を稼ぐことができる。即ち英語を勉強することは年収を10倍にする価値があることなのである。それなら誰だって喜んで英語を勉強するだろう。私がフィリピン人だったら絶対に勉強する。 しかし日本人達にとってこの収入が上昇するメリットは普通の日本人には存在しない。 日本人のエリート以外は英語を勉強する意味がない ここで日本人にとって英語を勉強することでどれだけの金銭的メリットがあるか考えてみよう。 大手の求人サイト「リクナビNEXT」にて英語が必要とされる仕事はすべての求人の何パーセントを占めるか今回私は調べてみた。結果は以下の通りである。 7% このサイトの中ではなんと全体の求人の中の7%しか英語を必要としていない。しかも英語を必要としている仕事の多くはエグゼクティブレベルの仕事である。 英語が必要な求人は年収700万円を超えると12%になるが、この国に700万円以上稼ぐ人間は全人口の14%しかいない。つまり彼らは日本のエリートである。 「じゃあ普通の日本人は英語を勉強する必要がない!?」 はい、その通りです。しかも、英語を勉強しなくても年収を増やせるんです 英語を習得するのに必要な時間=3000時間 日本人にとって英語は母語から非常に異なる言語だ。そのためビジネスレベルとみなされるC1レベルの英語を習得するにはなんと3000時間も必要とする。 例えば英語を話すアメリカ人がドイツ語のC1を習得するために必要な時間が800-1000時間であることを考えると、日本人にとって英語は非常に難しいスキルであることがわかってくる。 だが、年収をあげる方法は英語を勉強することだけではない。様々な国家資格を獲得し、技術者や専門家になる手段もあるし、そちらの方がビジネスレベルの英語を習得するよりも簡単である。 例えば「応用情報技術者」という資格はレベルの高いプログラミングの国家資格である。これがあればITコンサルタントやプログラマーの仕事を得ることが出来るが、平均的に必要な勉強時間は500時間であるとされる。 また経理として働くために必要な簿記の最も難しい資格も約500時間で習得できると言われている。 あなたなら普通英語を学ぶ前にこれらの資格を取ろうとしないだろうか?もちろん英語が好きな人もいるとは思うが、合理的に考えればこのような国家資格を得るほうが効率的に収入を伸ばすことができる。 そう、日本で生きていくために英語は必要ないのだ。 若者は英語を話すか? 「でも、グローバル化の時代だから若者は英語を話すんじゃない?」 今、あなたはそう思っただろうか?確かに30年前は英語を話すだけで日本人は恐怖でみんな逃げ出したが、最近の若者は英語を話すようになった。状況は改善している。しかし、決してビジネスレベルでないことは事実だ。 5%のエリートの若者は英語を巧みに操る 日本では入学することが出来れば天才だとみなされる「東京大学」を始めエリートが通う大学が10校ほどある。この大学に通える人間は若者の5%だけだが、彼らの英語能力は年々上昇している。 名門大学の一つ「早稲田大学」で英語が話せるかチェックしている動画。ヨーロッパ人ほどではないがしっかり話せていると思う。 エリートである彼らは現在P&GやBIG4のようなアメリカの企業で働く事を卒業後の目標としているのでビジネスレベルの英語学習に非常に熱心だ。 ちなみに私はスペイン語でもこのブログを運営しているが、スペイン語はビジネスには役立たない。友人は「お前は狂ってる。もっと英語を勉強しろ」と言っている。 正直に言うが、私はこれ以下のレベルの大学生もたくさん知っているがやはり彼らの英語能力はこれよりもかなり落ちる。おそらく、道案内ができるレベルの英語は話せない。だから若者であっても英語で外国人であるあなたとコミュニケーションは取れないと思ったほうがいい。 「なーんだ!彼らは上手に英語を話すじゃないか!」 はい、そうですね。話せます。ただし、日本の会社で働き始めると英語を使う機会がないのでほとんどが英語を忘れる。結局外資系企業で働くことがない99%の日本人にとって人生で最も英語を話せるのは大学生の時だ。 日本が衰退すれば英語を話すようになるはず 結局日本人にとって英語は必須のスキルではない。 だからほとんどの日本人は英語を話すことが出来ないし、苦労してまで習得したいと思っている日本人は少ない。だが、仮に日本企業のほとんどが衰退し、この国が外資に支配される国になれば話は別だろう。 それこそ多くの日本人達は高い給料を払ってくれる外資系で働くために勉強するようになるはずだ。事実既に日本でもっと優秀な若者たちは日本の企業では働かない。 しかし、そんな未来の日本はあなたが住みたいと思う日本だろうか?経済が衰退すれば格差は広がり、治安は悪化し、「平和」という日本に住むための最大のメリットはなくなっているだろう。 平和がなくなった日本は、肉のないハンバーガーみたいなものだ。 だから外国人であるあなたが住みたいと思うくらい日本が豊かな間は日本人は日本語しか話せないだろうし、英語を話すような頃には日本は貧しい国になっているので外国人が住むメリットがない。 だから、日本人の英語能力向上に期待するより、日本語を勉強するほうがマシだ。 時間を無駄にしないためにも是非、日本人が英語をしゃべるようになる夢を見る前に、日本語を勉強することを私はお勧めする。

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日本で働くなら日本の産業を理解しろ!:市場規模マップ攻略編

この記事を読んでいるということはあなたは日本で働きたいと思っているだろう。最初にはっきり言うが、今日私が説明するのは「日本で日本人のように安定した仕事が欲しい人」のための仕事の探し方である。 もし、ワーキングホリデーがしたいならこの記事はあなたの助けにはならない。 もしあなたが以下のポイントを満たしていて、日本で働いてみたいと思っているチャレンジングな人であれば以下の内容をチェックしてほしい。ワーキングホリデーなら別の記事をどうぞ! ①日本の大学に正規入学している ②日本の会社で働きたいと思っていて、なおかつ日本人の学生の仕事の探し方を知りたい ③普通の人よりも苦労したとしても日本で住みたいと思っている これに当てはまり、日本人のように仕事を探したいと思っているのであればあなたに私が経験した仕事の探し方をシェアしたいと思う。 さぁレッツチェック! 日本のビジネスについて知っているか? あなたが日本で働きたいと思っているとして、あなたは日本でどんな企業がどんなビジネスをしているか?どんな産業が日本では非常に重要か知っているだろうか? 知らないなら今から知ろう。それが仕事を得るための第一歩だ 日本の産業と有名企業を知ることには以下のメリットがある。 ①間違って市場規模が小さい業界に従事することを防ぐ 外国人だからというだけで、翻訳業などを始めてしまう外国人が非常に多いが、あの仕事はあまり市場規模が大きくない。つまり多くの仕事がない分野なのだ。むしろその仕事をするよりは市場規模の大きい自動車産業の国際セールスなどをした方が安定して稼げる可能性は高い。そうした知識を日本の産業構造を学ぶことで知ることが出来る。 ②具体的な日本の企業を知ることにつながる。 あなたは日本の企業をいくつ言えるだろうか?SONY?、Toyota?確かにこれらの企業は世界的に有名な会社だが、日本にある会社はこれだけではない。例えばToyotaの車の部品を作っている大企業としてDENSOという会社もあるし、建設機械で世界的なメーカーであるKomatsuという会社もある。このような会社は規模も大きく、外国人人材を求めている会社も多いが、ほとんどの外国人は知らないまま仕事を探してしまう。みすみす良い企業で働くチャンスを逃す前に勉強して会社を探そう。 知識はあなたの人生を助ける。ぜひ覚えておこう さて先ほどの理由から日本の産業の規模を知りたいと思ったら、この「市場規模マップ」を利用するのが最適だ。 市場規模マップは読んで字のごとく、日本の各産業の規模を表しているものだ。つまり、このグラフの中で大きな割合を占める産業は多くの富を生み出していることがわかる。 例えば多くの外国人学生は外国との関係があることを考えて旅行業を自分の仕事にしようと考えるが、観光業はこの国の中では非常に規模が小さいことがわかるだろう。しかも、旅行業の会社には中小企業が多く、景気に非常に左右されるという問題まである。 つまり華やかなイメージはあるが、安定しているビジネスではないのだ このように図表を使って簡単に日本の産業の仕組みを理解できるのでこのWebサービスは非常に有能だ。是非チェックしよう。 具体的に企業を調べよう! もし、気になる分野の産業が先ほどのマップから見つかったら、以下のように調べるといい。具体的な日本の企業の名前を知ることができるぞ。例えば日本の旅行業の会社で大きな会社を知りたいと思ったらまずその業界の上場企業を調べればいい。 Googleで以下のように調べてみよう するとこのような検索結果が出てくる。 ここで使うのは日本の経済に関する専門新聞である「日本経済新聞」のデジタル版だ。 このように検索することで日本で上場している企業の中で観光業に関係する企業はどんなものがあるかわかる。例えば「西武ホールディングス」は日本で鉄道路線とホテルを持つ大企業だ。ここまでわかったら今度は個別の企業がどんなビジネスをしているかさらに詳細に調べることが出来る。企業の名前で検索してみよう。 詳細なビジネス情報を調べる時はこの企業のIR(Investor Relations)の情報をチェックしよう。日本の大企業であれば英語版を持っていることもあるので、探してみよう。おっどうやら西武グループも英語版を持っているようだ。 おめでとう!これで西武の事業内容を英語で知ることができるぞ! 外国人が仕事を得られない最大の問題は知識不足 このように日本にはどんな企業があるかを知るために必要なのは インターネットだけだ だから簡単に今日から日本の経済の勉強を始めることは可能なのである。しかし、多くの外国人学生はこれができないで仕事探しに失敗する。なぜなら調べる方法を知ることが出来ないからだ。これがネイティブの日本人と外国人であるあなたの間にある大きなディスアドバンテージなのである。 情報格差を舐めてはいけない しかし、実はこのような企業の情報を集めることは大きなチャンスでもある。なぜなら日本人の大学生も多くは怠け者でまともに仕事を探していないからである。通常ここまでしっかりと経済の勉強をして仕事を探す日本人の学生は少ない。(エリートの日本人学生は普通にやっているぞ!) 日本人の学生も多くが同じように何も知らない。そしてほとんどが大学を卒業しているにも関わらずまともな仕事に就けないという結果を生み出すのである。それこそ安物の服の売り子をやっている大卒も日本にはいる。 「しまむら」で働くために外国からはるばる来たわけではないだろう? あなたは外国人だ。そうであるなら普通の日本人よりも努力し、有能であることを見せなければいけない。そのための第一歩として日本の経済についてビジネスパーソンのように知る必要があると理解してほしい。 この道は厳しいが、有名な企業で働いている一部の日本人は皆通っている道だ。 この情報をぜひ活用して日本で働くという夢に近づいてほしい。それでは!

生活

日本人の私が教師になりたくない理由

woman standing near whiteboard

何を隠そう私は大学でヨーロッパの歴史を学んでいた自他共に認める変な日本人である。 実は歴史を学んでいる日本人は少ない。そのため私の学科を話すと日本人にも大変珍しがられてこのようなことを聞くのである。 「歴史を勉強している?じゃあ将来は大学で教授になるの?それとも高校の歴史の先生になるの?」 いやいやいや、それだけはいやだ! せっかく勉強していい大学に行ったのに、高校の教師になるのだけは嫌だ!。まぁそんなことを大学生の時友人と話していたものである。 さて、実は日本では学校の教師は今若者に非常に不人気な仕事の一つである。どれくらい不人気かというとTwitterで教師の仕事の問題についてハッシュタグが作られて社会問題になってしまったくらい不人気だ。今日はそんな教師という仕事がこの国ではどれだけ大変な仕事か一緒に学ぼう。 これは文部科学省が作成したTwitterのハッシュタグで学校の先生になる魅力について語ってほしいと教師に呼びかけたものだったが、帰ってきた返事は阿鼻叫喚の過酷な労働の様子であった。こうなったのも教師の仕事が長時間労働で、給料が安いことに問題がある。 教師は給料が安い 残念ながら日本の教師の給料はそれほど高くない。例えば25歳の教師なら平均賃金は約400万円だ。ちなみに私はITの企業で営業マンをしているがこの金額よりも既に多くの金額を稼げている。 しかし、問題はこれだけではない。学校の教師になったら土曜日は普通に仕事だし、下手したら日曜日も仕事になるのだ。 日本で教師になったら麻薬を作って副業収入を稼ぐのも不可能だ。だって、土曜日も日曜日も仕事だから。 実は日本の学校には部活というスポーツをしたり音楽を演奏する授業以外の活動がある。教師はこの部活の担当として試合に学生を連れて行ったり、スポーツの指導もしなければいけない。 たとえば17時まで授業をしたら、そのあと18:30くらいまで野球やサッカーの指導をして学校に帰ったらテストの採点をする。帰れるのは22:00くらいだ。土曜日ももちろん学校で授業があるし、場合によってはスポーツの試合で日曜日も仕事が待っている。 そしてその日曜日の仕事は給料が出ないボランティア活動だ。 どう考えたって生活が続かない。こうして若い先生が鬱になるケースが後を絶たず、先ほどのTwitterの話に繋がってくるのである。 そんなに長時間働くくらいなら、地獄と言われている証券会社に入って老人にクズのような株を売る方がマシだ。 教師は尊敬されない ここまで大変な仕事にも関わらず教師という仕事は社会的に尊敬されていない仕事だ。いや、正確に言えば尊敬されていた仕事だった。 例えば100年前だったら教師という仕事は日本で最も優秀な大学を卒業したエリートの中のエリートのような人間だけが就ける仕事だった。ところが、現代はこの尊敬が吹き飛び、誰もやりたくない仕事になっている。 尊敬されなくなった主な理由はこんなものだ。 ①相次ぐ教師の生徒へのわいせつ行為が多発したから 3年に一度くらい、どこかの学校で教師が盗撮したり、女子生徒の下着を盗んで逮捕されることが続き、いつも間にか「おかしい人間が働いているのではないか?」というイメージが作られてしまった。 *教師の名誉のために言うがほとんどは善良な人間である。 ②いじめ問題などを無視するというイメージが定着したから  またこれも問題なのだが学生がいじめの被害を相談すると、学校が社会問題になるのを恐れて、その事実を隠蔽しようとすることが何回も多発した。このため学生から「卑怯な大人」というイメージが定着してしまったのもある。 ③優秀な若者が目指さないから そして最後にこの理由が待っている。日本のエリートの若者は教師になりたくないと思っている。日本で最も有名な東京大学を卒業して学校の教師になりたいと言ったら親は恐らく悩むだろう。なぜなら先ほど説明した通り、仕事が長くて給料が安いからだ。東大に行ったならもっと楽な仕事をたくさん選べる。 このような理由の結果日本の若者達は私を含めて教師になることを拒否するようになった。そして現在、もはや教師になるのは2種類の種類の人間だけだ。 子供に教育を与えるという夢は持っているが過酷な労働環境を理解していない夢想家 または 安定した公務員として仕事を失いたくない保守的な若者 このどちらかだ。 理想でパンは買えない 我ながらこの話はあまりにもリアリスト過ぎて、「お前はペシミストすぎる」と批判されるかもしれないが事実だ。 理想や夢でパンは買えないのだ 実際、私の大学の同級生は歴史の先生になったが長時間労働で鬱状態になって、大学時代から付き合っていた彼氏とも別れた。だが、私からすればそれは避けられた悲劇だった。日本は学科と関係ない仕事に就くことが出来る国なのだから、その権利を存分に使ってもっと稼ぎやすい仕事に就くことはできたからだ。結局彼女は理想に殺されたようなものだったのだ。(まぁ殺されてないが) だから何度も言うが、教師という仕事はごめんなのだ。 「ブレイキングバッド」を見た時、あながち嘘でもないなと思ったのをよく覚えている。こんなに労働環境が厳しければそのうち売春や悪い副業に手を出す人間も出てくるだろう。あなたの国の教師はどうだろう?尊敬されているのかそれとも嫌われているのか?是非コメントで教えてほしい。それではまた次の記事で。

生活

無知な日本人による海外地図 ~北アメリカ編~

architecture art clouds landmark

日本に来ると多くの外国人は愕然とする。日本人のほとんどがその人の国の事を知らないのだ。 これはマジだが、コロンビアをブラジルだと思っている人がいる インドネシアはインドだと思っている人もいる パリには白人しかいないと思っている がっかりさせたくないが、それが現実の日本である。ほとんどの日本人は日本以外の事に興味がないのである。具体的な例を見せよう。この確率はなんだろうか。 23% これは日本でパスポートを持っている人口の割合だ。 そろそろ私のいうことを信じてもらえるだろうか。この通り日本人は「外国の事に無知」なのである。もちろん例外はいる。英語を上手に話す日本人もいるし、外国人とビジネスしている日本人もいる。しかし、仮にあなたの国に住んでいる日本人がいるとしたら、その日本人は相当変わっている日本人だということを理解してほしい。 今日はそんななにも知らない日本人達が世界をどのように認識しているか一人の日本人として共有したいと思う。これを読んだ後に私に怒らないでほしい。私はあなた達の国の事を知っている。だが「新しいことは何も知りたくないし、めんどくさいことはしたくない人」が日本にもいるという現実を知ってもらえばある程度理不尽な質問をされても怒らずに済むと思うから今日この話をするのだ。 さぁ「アメリカ語話してくれますか?」とか質問してくる国、日本へようこそ! 無知な日本人による世界地図 私はこんな人間ではないと断言するが、今から私が書くことは一般的な日本人が思っている世界の知識である。おそらくばかげていると思うが怒らないでほしい。 これがありのままの現実だ。 アメリカ合衆国 日本人が想像している最も身近な海外、それは「アメリカ合衆国」である。そんなアメリカの場所を日本人は皆知っている。 しかし、知っているアメリカは「ニューヨーク」と「カリフォルニア」だけである。 つまり日本人の想像するアメリカとはこんな感じである。 まず、アメリカは世界で最も大きい町だ。たくさんのビルがあってみんなホットドックを食べて生活している。みんなスーツを着ていてビジネスが大好きだ。ちなみにニューヨークがアメリカの首都だと思っている。ワシントンDCはニューヨークの街の一つだと思っている。だってニューヨークが一番大きいんだから。 っていうかDCってなんだ?CDなら知ってるぞ? しかし、アメリカはニューヨークだけではない。カリフォルニアという地域があることも知っている。 カリフォルニア?それって国だっけ?あ、違うかロサンゼルスの首都がカリフォルニアか。 カリフォルニアはなんだか乾燥している地域だ。ハリウッドがあってみんなサーフィンしている。「Wowwww! Yeah!」といつも叫んでいる陽気な人たちだ。そして最近はマリファナが合法らしい。 さてこれからはアメリカの悪い部分についてのイメージだが、危ない場所だとも日本人は思っている。特に銃は恐ろしい。なぜならアメリカ人はカウボーイハットを被っていて、怒ると銃を取り出すからだ。 でも、アメリカは世界で最高の国だ。AMERICA MAKES GRATE AGAIN! またアメリカは日本のことが大好きだと思っている。中国と戦争することになったら守ってくれるのはアメリカで、それは日本とアメリカが犬と飼い主兄弟のような関係だからだ。アメリカ人はアニメが好きで日本を旅行したいに違いないと思っている。 私には5人くらい愛人を持っている男の4番目の愛人のように日本が見えるが、日本はその自分の姿がよく見えていない。 カナダ カナダになると日本人はほとんど知らない。英語を勉強するにはピッタリな安全な場所でメープルシロップがたくさんあると思っている。 そして寒い メキシコ メキシコはマラカスとタコスを持ったスペイン語を話す人たちの国である。よくアメリカに渡っていて、違法労働していると思っている。 そしてメキシコと言えば麻薬抗争の国だ。毎日戦争していて何人も殺されているとイメージだ。 もう、怖くてこれ以上この国のことを知らないのが普通の日本人である。事実知る必要もないと思っている。悲しい話だ。 もし海外駐在でメキシコに行くことが決まったら、まず家族は一緒にメキシコに行くことはない。妻は取り乱し、「あなた殺されるわ!」と叫ぶのだ。旦那も妻にこんなことを言われて調べてみると「Los Zetas」とか「Sinaloa」などという単語をネットニュースで見つけて、メキシコでは毎日人が殺されていると思うようになる。 そして最後にメキシコの文化を学ぼうと思ってNetflixを開くとこんな広告が現れる。 こうして日本人はパソコンを閉じてこう思う。 あぁ日本に生まれてよかった 日本人はアメリカしか知らない、でもアメリカも知らない 今回は北アメリカの日本人の知識について説明したが、つまり日本人はアメリカ以外ほとんど知らない。ついでに言うとアメリカについてもほとんど知らない。そんな人達が住んでいるのが日本という国だ。 面白いことに日本人達はこんなに世界の事を知らないにも関わらずアメリカに憧れている。アメリカは多様性にあふれていて、言いたいことが言えて、努力すれば欲しいものが手に入る世界だと思っている。正直に言えばそれはアメリカではない。ズートピアかなにかだ。 断言するがあなたが日本で生活を始めれば、3-4年経った頃から毎回あなたにこのように聞いてくる日本人にうんざりするようになるだろう。 わぁ!アメリカ人ですか?すごい!Let’s speak English!! 仮にあなたがドイツ人でもメキシコ人でもカナダ人でも、白人に見えたらアメリカ人だと思われる。大変申し訳ないが多くの日本人は海外に興味がなくてそれ以上興味がないので、わざわざあなたが間違いを正す必要もないだろう。微笑んでそういう人とは関わらないことが精神衛生上よろしいかと思う。 また大変人数は少ないが日本にも世界の国について非常に詳しい人間はいる。そのような人に会いたいなら東京に行くべきだろう。そのような人が働く場所は東京にある。だが、多くの場合非常にエリートで高給取りの可能性が高い。あなたもそれなりの立場を求められることをお忘れなく。 海外に住めばこのような理不尽な誤解であふれている。だが、それを一々真面目に受け取っていたら1年でノイローゼになる。ばかげていると笑い飛ばせるくらいの精神的強さも大事だ。