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日本人はアリですが、あなたもアリになれますか?

macro photo of five orange ants

 日本人とは例えるならアリのような生き物です。コロニーのためであれば戦い続ける、リアルピクミン達のこともアリだと思って考えてくれればきっと理解できます。さぁ今日も健気に働く彼らの生活を観察してみましょう。

日本人はコロニーのために働く

 皆さんは何のために働きますか?給料のためですか?それも一つの理由ですよね。よくわかります。

 しかし、日本ではあなたは「社会のために働くこと」を要求されます。実際は自分のために働いている人が多いですが、あなたは「給料のために働いている」などとは言ってはいけません。

 日本人は金のために生きている人間を軽蔑しています。そして大義のために死ぬ人間を尊敬します。

action aim ancient architecture
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 このポイントをよく理解しないとあなたは日本人とのビジネスで失敗することをお約束します。例えば面接の際、外国人が犯しがちな間違いを紹介しましょう。

 多くの外国人社員は自分の経歴や功績だけを説明すればよい評価が得られると考えていますが日本においてはただの鼻持ちならない傭兵のような人間と思われる可能性が高いです。

 日本で必要なのはあなたの良い経歴と忠誠心の高さです。あなたが所属する組織のために大事なものをを捨てられるかどうかを日本の社会は観察していますし、捨てることのできる人を「道徳心の高い人間」とみなします。

 これは過労死長時間労働を支える精神的支柱になっているでしょう。例えば過労死は本来家族との幸せを選ぶべきにも関わらず、自分とは赤の他人である会社の人々と社会のために死んだとして称賛されていました。(最近は改善してきています)

 これとよく似ているのが神風攻撃です。神風攻撃において多くの日本人は自爆を繰り返しましたが日本社会は彼らを日本のために死んだ軍神として戦時中あがめていました。

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 しかし、ある一つのトリックに気が付いてください。本当に私たちが神風を望んでいたと思いますか?多くの若者たちは誰も神風なんてしたくありませんでしたし、過労死して家族に会えないのも嫌です。でもこの現象は今でも起きているのです、不思議ですね?

 つまりこれは神風をしなかった人間を罰する制度があるから成り立つ仕組みなのです。

日本人は巣にいる邪魔な虫を排除する

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 日本人という種類のアリは巣にいる命令を効かないアリや、巣に入ってきてしまった他の虫を徹底的に排除します。そうして巣の中の安定を保っているのです。この時利用される手段とは「いじめ」です。

 例えば神風を拒否した日本人にはどんな結果が待っていたでしょうか?それは「非国民」というレッテルを張られることでした。非国民と宣言されてしまえば社会的にその家族は追放され、あなたの隣に住んでいる人々もあなたと話してはくれません。

 同じことが会社でも起きています。例えばあなたの仕事が終わり、他の人が残っているにも関わらず、あなただけが家に帰ったとしましょう。この瞬間あなたは会社の中で「非国民」になります。

 こうなると会社内でより厳しい仕事が与えられるようになり、じわじわとあなたは潰されます。

 さらにもしあなたがマジョリティとすこし異なった行動をしたとしましょう。これは「危険分子」のサインになります。つまり「非国民」になる可能性の高い人間だということです。

 例えば学校で同じ服を着ないことや、パーティーで最初に飲むお酒がビールでないことですらこのサインになります。そう、日本人は小さな違いも見逃さずにあなたがマジョリティか危険な人物かを見極めているのです。気を付けてください。外国人であるあなたは既にとても異なる存在です。日本人たちはあなたたちの行動をよく観察しています。もし選択肢を間違えれば社会的制裁が待っていますよ?

 でも、そうは言っても日本にも色々な種類の人々がいますよね?完全にみんなが同じというわけではありません。では何が異なるのでしょう?これはアリの仕事の種類の違いです。 

日本人にはいくつかの種類のアリがいる

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 本当のアリも巣の中で様々な仕事を分担して生きています。例えば外に食べ物を探すアリや、子供を世話するアリ、そして女王アリとオスアリがいます。日本人も同じで様々な種類の仕事をする日本人がいるのです。

 例えば日本で最も優秀な大学、東京大学の入学式で何年か前にこのような式辞が読まれました。

 「あなたたちは自分たちの能力だけで東京大学に入ったと考えてはいけません。あなたたちはあなた達を育てた両親、そして両親が働いてあなたを育てられるような環境を用意してくれた日本社会によって生かされているのだということを理解しなければいけないのです。そのためあなた達は東大生としての社会的役割を果たさねばいけません」

 これは欧米ではノブレスオブリュージュの考え方に近いです。社会的に高貴なものたちが、与えられた役割を果たすべきだ、と思われているんですね。事実東京大学の学生はその多くが官僚になりますが、寝ずに安い給料で働き続け、覚せい剤に走るものがいるほど激務な世界です。

 しかし私があった東大生は言っていました「これは私の運命だ」と。

 まさにインドのカースト制のような世界です。私は日本にも実は見えざるカースト制度があるのではないかと思っています。

 さて、あなた達は外国人ですから「外国アリ」だと思われています。そして外国アリとしての役割を果たすことを求められているのです。例えばそれはプログラマーとして働く事や、もしくは奴隷になることですね。しかし、あなた方が「日本アリ」のグループに入ることはかなり難しいです。

 実際多くの外国人が30年住んでも日本人として扱ってもらえないと嘆くことがありますが、それは違います。日本人はあなたを同じ「アリ」とは認めているが違う仕事をする「外国アリ」だと思っているのです。

 もし「アリ」とも思われていなければ、この国で生きていけません。「外国キリギリス」は「日本アリ」に食われます。

 さて、これらの特性を学んだことによって我々の特有の社会を理解してもらえましたでしょうか?これが嘘なしの日本です

 ちなみに私も一匹のアリとして今日もこの島で生きています。しかしそれほどこの生活に文句も持っていません。私は羽があるオスアリなので空を飛ぶことはできますが(様々な言語を話すことができる)、鳥ではないので鳥の気持ちが本当には理解できないのです。だから鳥が空を自由に飛べることを羨んだりもしません。私は与えられた運命を受け入れています。

 あなたはどんな生き物でしょうか?アメリカアリ?ドイツアリ?それとも空を自由に飛ぶ鳥でしょうか?どちらにせよ、もしあなたがアリになることを受け入れられるのであれば、楽しく生きていけると思います。

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