生活

日本人はこれからも英語を話せない。

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日本に住みたいと思っているが、日本語を覚えるのは難しいので日本人が英語を話すようになってほしいと思っていないだろうか?

断言するがそんな日は来ない

なぜなら多くの日本人にとって
英語は不必要なものだからだ

英語で収入は上がらない

そもそも、世界中の人々はどうして英語を学ぶのだろうか。

・外国人とコミュニケーションを取りたい

・外国の文化を知りたい

このような動機もあるかとは思うが、最も重要な動機は異なるだろう。

収入が上がるから英語を学びたいのだ

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例えばフィリピンの平均年収は48万円だが、仮に英語を覚えてカナダで働く事ができれば10倍の480万円を稼ぐことができる。即ち英語を勉強することは年収を10倍にする価値があることなのである。それなら誰だって喜んで英語を勉強するだろう。私がフィリピン人だったら絶対に勉強する。

しかし日本人達にとってこの収入が上昇するメリットは普通の日本人には存在しない。

日本人のエリート以外は英語を勉強する意味がない

ここで日本人にとって英語を勉強することでどれだけの金銭的メリットがあるか考えてみよう。

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大手の求人サイト「リクナビNEXT」にて英語が必要とされる仕事はすべての求人の何パーセントを占めるか今回私は調べてみた。結果は以下の通りである。

7%

このサイトの中ではなんと全体の求人の中の7%しか英語を必要としていない。しかも英語を必要としている仕事の多くはエグゼクティブレベルの仕事である。

英語が必要な求人は年収700万円を超えると12%になるが、この国に700万円以上稼ぐ人間は全人口の14%しかいない。つまり彼らは日本のエリートである

じゃあ普通の日本人は英語を勉強する必要がない!?

はい、その通りです。
しかも、英語を勉強しなくても年収を増やせるんです

英語を習得するのに必要な時間=3000時間

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日本人にとって英語は母語から非常に異なる言語だ。そのためビジネスレベルとみなされるC1レベルの英語を習得するにはなんと3000時間も必要とする。

例えば英語を話すアメリカ人がドイツ語のC1を習得するために必要な時間が800-1000時間であることを考えると、日本人にとって英語は非常に難しいスキルであることがわかってくる。

だが、年収をあげる方法は英語を勉強することだけではない。様々な国家資格を獲得し、技術者や専門家になる手段もあるし、そちらの方がビジネスレベルの英語を習得するよりも簡単である。

例えば「応用情報技術者」という資格はレベルの高いプログラミングの国家資格である。これがあればITコンサルタントプログラマーの仕事を得ることが出来るが、平均的に必要な勉強時間は500時間であるとされる。

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また経理として働くために必要な簿記の最も難しい資格も約500時間で習得できると言われている。

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あなたなら普通英語を学ぶ前にこれらの資格を取ろうとしないだろうか?もちろん英語が好きな人もいるとは思うが、合理的に考えればこのような国家資格を得るほうが効率的に収入を伸ばすことができる。

そう、日本で生きていくために英語は必要ないのだ。

若者は英語を話すか?

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「でも、グローバル化の時代だから
若者は英語を話すんじゃない?」

今、あなたはそう思っただろうか?確かに30年前は英語を話すだけで日本人は恐怖でみんな逃げ出したが、最近の若者は英語を話すようになった。状況は改善している。しかし、決してビジネスレベルでないことは事実だ。

5%のエリートの若者は英語を巧みに操る

日本では入学することが出来れば天才だとみなされる「東京大学」を始めエリートが通う大学が10校ほどある。この大学に通える人間は若者の5%だけだが、彼らの英語能力は年々上昇している。

名門大学の一つ「早稲田大学」で英語が話せるかチェックしている動画。ヨーロッパ人ほどではないがしっかり話せていると思う。

エリートである彼らは現在P&GBIG4のようなアメリカの企業で働く事を卒業後の目標としているのでビジネスレベルの英語学習に非常に熱心だ。

ちなみに私はスペイン語でもこのブログを運営しているが、スペイン語はビジネスには役立たない。友人は「お前は狂ってる。もっと英語を勉強しろ」と言っている。

正直に言うが、私はこれ以下のレベルの大学生もたくさん知っているがやはり彼らの英語能力はこれよりもかなり落ちる。おそらく、道案内ができるレベルの英語は話せない。だから若者であっても英語で外国人であるあなたとコミュニケーションは取れないと思ったほうがいい。

なーんだ!彼らは上手に英語を話すじゃないか!

はい、そうですね。話せます。ただし、日本の会社で働き始めると英語を使う機会がないのでほとんどが英語を忘れる。結局外資系企業で働くことがない99%の日本人にとって人生で最も英語を話せるのは大学生の時だ。

日本が衰退すれば英語を話すようになるはず

結局日本人にとって英語は必須のスキルではない。

だからほとんどの日本人は英語を話すことが出来ないし、苦労してまで習得したいと思っている日本人は少ない。だが、仮に日本企業のほとんどが衰退し、この国が外資に支配される国になれば話は別だろう。

それこそ多くの日本人達は高い給料を払ってくれる外資系で働くために勉強するようになるはずだ。事実既に日本でもっと優秀な若者たちは日本の企業では働かない。

しかし、そんな未来の日本はあなたが住みたいと思う日本だろうか?経済が衰退すれば格差は広がり、治安は悪化し、「平和」という日本に住むための最大のメリットはなくなっているだろう。

平和がなくなった日本は、
肉のないハンバーガーみたいなものだ。

burger with fries
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だから外国人であるあなたが住みたいと思うくらい日本が豊かな間は日本人は日本語しか話せないだろうし、英語を話すような頃には日本は貧しい国になっているので外国人が住むメリットがない。

だから、日本人の英語能力向上に期待するより、
日本語を勉強するほうがマシだ。

時間を無駄にしないためにも是非、日本人が英語をしゃべるようになる夢を見る前に、日本語を勉強することを私はお勧めする。

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