未分類

飢え死にしているゆるキャラ

 最近飢え死にしそうな女性の「ゆるキャラ」が有名になったことを思い出した。日本人は「ゆるキャラ」というかわいいマスコットキャラクターが大好きだ。各地域、各施設にゆるキャラがおり、そのゆるキャラのグッズを購入するために旅行しに来る観光客も多い。最近はゆるキャラの数も非常に増えてきたため、日本で一番のゆるキャラを決める大会も開かれ、プロレス大会も開かれた。

ビール瓶で敵を殴るゆるきゃら

 特に日本で有名なゆるキャラはどれもかわいい顔の生き物たちだ。「熊本」のキャラクター「くまもん」は熊本県の「熊」という言葉がモチーフになっている(なお熊本県に熊はいない)。その可愛さで子供と女性の人気を独占したくまモンはオリジナルキャラクターグッズまで販売し始め、熊本県のキャラクターにも関わらず他県にも進出。他のゆるキャラから「なわばりをあらす侵略者」と思われている。あと、なぜだか知らないがインターネット上では「悪魔」だと思われたくさんのミームで乱用されている。かわいそうなくまモン。

くまモン と インターネット・ミーム - エルペディア【Wikipedia】

 同じ熊でも怖い熊もいる。北海道のキャラクター「メロンぐま」は特産品のメロンとグリズリーのミックスだ。旅行でやってきた子供にかみつくサービスをしており、親は笑っているが子供は大泣きしているという様子をよく見る。ちなみにメロンぐまはくまモンをライバルだと思っており、ゆるキャラプロレス大会ではお互いどちらがより強い熊かを決めるために争った。

メロン熊に囓られるふなっしー ゆるキャラ2体の微笑ましいゆるーい絡み 怖いゆるキャラ メロン熊 | ご当地キャラ, キャラ, 着ぐるみ

 たしかにこれらのキャラクターは怖いものもいるが、いやメロンぐまはかわいいのか?と思うが、あくまでもかわいらしい生き物に見える。しかし、鳥取城のキャラクターである「かつえ」さんは全くかわいくない。むしろ哀れだ。

鳥取市でキャラクター「かつ江さん」公開中止|地域ブランドNEWS

 この写真を見てほしい。これが「かつえさん」である。やせこけた頬と疲れた顔は長い間ご飯を満足に食べれていないことを示している。また、手に持っているのは蛙だ。通常日本では食べることのない蛙を手にしているのを見ると、よほど飢えに苦しんでいるのかと哀れになってくる。とても「ゆるキャラ」とは言えないではないか。いったいなぜこんなことになったのか・・?

 すべては鳥取城の管理団体が城のゆるキャラを市民に募集したことから始まった。

 届いた候補キャラクターを職員たちがみていると、かわいらしいキャラクター達の中に一体、強烈に不幸そうな雰囲気を放つキャラクター「かつえさん」がいた。おそらくこの圧倒的なあくの強さに思わず選んでしまったのだろう。

鳥取城

 実際にこの鳥取城は厳しい戦争で大量の餓死者を出したいわくつきの城だ。というのも後に日本を統一する武将である「豊臣秀吉」が籠城戦をしている鳥取城を包囲し徹底的な兵糧攻めをしたからだ。彼は町から逃げてきた一般人まで意図的に城に追いやり、籠城する人数を増やしたので、城内は最後、人間を人間が食べる悲惨な状況になり落城した。

 この中で死んでいった哀れな女性が「かつえさん」のモデルなのだと制作者は語っている。

 このキャラクターは管理団体が考えたように大きな評判を呼んだ。もちろん悪い意味でだ。しかし、かわいいはずのゆるキャラがあまりにも憐れな姿をしていることが日本中のニュースになると、インターネットでは「鳥取県が貧しいと思われる」「こんなひどいキャラクターを私たちの城のキャラクターにするな」というクレームが増え、たった3日でこのキャラクターは禁止にされた。

Android 用の かつえさん 黒田勘兵衛 鳥取の飢え殺し APK をダウンロード

 しかし、その後このキャラクターを面白がったネットユーザーは自分たちで「ゲームかつえさん」を作成。戦争から逃げるかつえさんを追っかけるという凄惨な内容になっている。ある意味で伝説になったこのゆるキャラは悪ふざけが大好きなネットユーザーの心を今日もつかんではなさい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です