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虫アイスクリームを食べる

 私は狂っているようなアイデアが大好きである。そういったものに目がない人生をこれまで送ってきた。衝動的にスペインまで行ったこともあるし、野宿したこともある。そのためこんな話をネットで見たら我慢ができなかった。

どうやら長野に虫が刺さったソフトクリームがある。。。

 なんてことだ!そんなことがあって良いんだろうか!普通虫が食べ物に入っていたらヤ○ザさんが怒り出すものであって、「あぁそうだよこれこれ!」とは全くならない。これは絶対食べなければいけない。私はこの虫ソフトクリームの情報を入手次第、新宿から電車に飛び乗った。待ってろよ虫…!

12:30 諏訪駅へ到着

やってきたのは長野県諏訪駅である。駅では虫を売っているような雰囲気は皆無でなんのへんてこなものもない。改札に向かってとことこと歩いていると、いや変わってるなというものを早速発見した。

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駅内に温泉があるのだ。

ちょうど季節は足が寒くなるころ。これは幸いと足を突っ込んで10分ほど休憩した。幸先が良いものである。すこし足湯の中で休んで散策を再開した。

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諏訪の街は絶妙に開発されているような、されていないようななんとも言えない雰囲気である。決して都市とは言えないが、田舎でもない。今年は特にコロナウィルスによって観光客は全くいなかった。突き刺さる視線がなんとも痛いが、散策を続ける。目標のソフトクリームはどうやら湖のほとりで手に入るようだ。

13:30 湖に到着

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のんびりあるいて約1時間ようやく諏訪湖に到着した。女神の涙でできたと言われる湖で冬になると湖面が氷付き、御神渡りという亀裂を作る申請な場所だがどうやら最近は青潮が発生しているようである。いまいち写真映えしない雰囲気だ。しかし、私の目的は美しい湖ではない。「虫」だ。なので湖が汚かろうが全く関係ないのだ。グルーっと湖を周り、遂に売店を発見した。

 他にはめぼしい売店はない。絶対ココだと確信した。古びた売店の雰囲気は完全に80年代から止まっており、いかにもすごいものを売っていそうな感じである。遂にここまで来たぜ..へへへ、、、と思いながらメニューを探す…ない。あれ?イナゴソフトクリームがないぞ?看板にもメニューにも書いていない。どうしよう、虫を食べに来ているのにソフトクリームしかなかったらネタにならない。不安でこらえきれず震える声で

「すいません,,,虫のソフトクリームってないんですか・・・?(´;ω;`)」

と聞くと、仏頂面のおじさんはあぁまた変人が来たなという顔で「ありますよ。400円です」と淡々と答えた。

いや、なんだあるじゃん。

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もらってみると、白い砂浜のようなソフトクリームの中から虫さんがこんにちは状態である。一応これまでカエル、カンガルー、ワニ、ヘビ、と何でも食べてきた私だが、この虫さんがソフトクリームからお顔をだしてこんにちは状態のものを食べるのは一瞬躊躇した。なんかこれ食べちゃったら一線超えちゃうんじゃない?という気がしてならない。でも食べるしかない。俺は、、、

虫を食べに諏訪まで来たんだ!

意を決して口の中に虫を放り込む、、、

あれ?普通にうまい

なんだろう。エビを甘辛く煮付けてカラッと揚げた感じである。何も変な雰囲気はしない。むしろまんまエビである。なんで今まで虫だと思って怖がってたんだろう。エビじゃないか。いやむしろエビが虫っぽいじゃん。(´・ω・`)顔だって怖いじゃん。

ボタンエビ | 甲殻 | 市場魚貝類図鑑

普通に考えれればこいつも虫っぽい。。。

こういうのを一線を超えるというのだろうか。甘辛いエビ(のような虫)とソフトクリームのコラボレーションは5分ほどであっという間に平らげてしまった。うーん。世の中わからないものだ。恐ろしいと思っていても飛び越えてしまえば大したことはないということはよくあるのである。

ちなみに、この後甲殻類アレルギーのわたしはエビ(のような虫)を食べたことで無事死亡するのだが、それはまた別の話である。

続く・・・

お店。

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