生活

日本人がハーフに持つ3つの誤解

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 日本人の友人と「ハーフ」について話しているとあることを必ず言われます。

  • ハーフの子供って絶対かわいいよね
  • ハーフの子供ってたくさん言葉が話せていいよね
  • ハーフってスポーツが得意だよね

これ大嘘ですからね!?

ということで、本日は日本人が持っているハーフへの幻想についてお話しましょう。逆に外国人のあなた!、日本人と子供を作ると周りからどんな目で見られるのかよくわかりますよ?もし、少しでも日本人と暮らして結婚しようと思っているならこれを読むべきです。さぁ早速レッツゴー!

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誤解①:ハーフって絶対かわいい/かっこいいよね

ハーフとして子供が生まれるたとしてもかわいくなるわけではありません。ところが日本だとハーフはかわいくなると妄信されています。これは完全にメディアの問題です。

例えばこれらのハーフの有名人を見てもらえますでしょうか。

この人たちはみんなモデルやニュースキャスターなのです。

しかし、よく考えてください

モデルやニュースキャスターだけ見ていたらハーフはみんなかわいくなると思いませんか?

彼はイギリス人のハーフですが、ハーフとして生まれることの難しさについて語っています。しかし、このようなハーフからの意見を聞ける機会は人口の98%が日本人という均質な社会ではとても難しいので、結果的に多くの日本人がテレビだけを見てこう思うのです。

「かっこいい外国人と結婚して子供を作ったら彼女たちのようなカワイイ子供が生まれるんだ!ステキ!

しかしながら、論理的に考えればハーフがみんなかわいくなるはずがないですよね。例えばアメリカは全員美人と美男子だけの国になっていますよね?

またカワイイというのは美意識に基づいて決定されますが、モーリタニアではとても太っている女性こそ美しいとされます。そう、美意識は時代や社会によって変わるのです。

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美に絶対なんてないのですから、必ずハーフがかわいくなるとも言えません。

誤解②:ハーフって簡単に英語が話せてうらやましいよ

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日本人たちはハーフの子供見ると、

「〇〇君はいいなぁ。家族が外国人だから英語も日本語も話せるんでしょう?」

と言います。

そんなことありません。

バイリンガルの人は普通の日本人よりも努力したんです。血のおかげではありません。それに外国人の親の母語が英語じゃない可能性も高いです。

一般的にハーフの子供の語学教育は一般の家庭よりも注意が必要です。なぜなら子供は父親と母親が話す言葉を観察して覚えますが、両親が二つの言葉を混ぜて話していると、それらを一つの言語だと認識してしまうからです。

そのため、バイリンガル教育をするためには母親は「スペイン語だけ、父親は日本語だけ話す」と言ったような徹底的な対応が必要になります。しかしこれを怠るとあら不思議、日本語と外国語をちゃんぽんした新しいカクテルが生まれます。

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新カクテル「ハポニョール」誕生

例えば私がスペイン語と日本語を混ぜた言語を話して子供を育てるとしましょう。子供が成長した際の最悪のケースはどちらの言語も満足に話せない子供が育つことです。

想像してみてください。敬語はまともに話せないし、スペイン語能力も中学生程度。

そんな人を誰が日本で雇いますか

だから多くの場合、ハーフの家庭は一般の日本人家庭よりも多くのお金を教育費に使う傾向があります。それができない場合、日本語のみをしっかり教えることを選択する家族もあります。しかし、こうなると片親が外国人で日本社会を知らないということが今度はハンディキャップとなります。

ハーフだからと羨んだらだめです。彼らには彼らの悩みがあるのです。

誤解③:ハーフってスポーツが得意でいいよね!

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これはいわゆるアフリカ系の人と日本人のハーフによく起こる勘違いですが、みんながみんな八村塁やオコエ瑠偉さんのようにならないですよね?仮にそうだとしたら僕はアジア人なので計算機みたいに計算ができるはずですが、そんなに数学は得意ではありません。

ファミリーガイでそんな話ありましたね( ^ω^)・・・

これもこれまでと全く同じで、一部のすごい成功者のハーフを見て「この人はハーフだから成功しているのだ」と思ってしまうのが問題の根源です。身体的なメリットがあったとしても、その人は努力したから成功しているのです。

神から与えられた幸運によって彼が勝ち組になったわけではありません。

日本人 or 外国人と結婚したいと考えているあなたへ

これらの3つの誤解の根本的な原因はすべて同じです。同質的な日本社会はハーフの人を特別視しがちだということです。

わたしはこの問題に関して批判も肯定もしません。なぜなら私は現状を説明することで皆さんに変わるべきか、そのままであるべきか判断してほしいからです。もしあなたが日本人もしくは外国人と結婚して子供を作りたいと思っているのなら将来かならずこの誤解と直面する日が来ます。

対策はできていますか?

あなたの子供はこの同質的な社会において生まれながらの特殊な存在になってしまいます。あなたは子供にその運命を受け入れさせる覚悟をもっていますか?

インターナショナルスクールに通わせることで偏見を感じさせない環境で育てることもありでしょう。ただし、その場合あなた方、両親にはかなりの金銭的余裕が求められます。また、インターナショナルスクールを卒業した場合日本社会で生きていくことは文化的違いからより難しくなります。

パートナーとこの問題を話したことはありますか?もし将来の計画や子供への教育について話し合う語学能力がない場合、後々夫婦になった後意見の不一致を招いて関係が破綻する可能性があります。本当に両者ともお互いの言語に通じていますか?一瞬の情熱であなたの子供の人生が決まる可能性があります。夫婦は別れても自己責任ですが、子供には罪がないですよね?

実際多くのハーフの人達の目に、社会から疎外された者が持つ悲しいオーラが宿っていることにこれまで幾度となく私は気が付いてきました。ですから、国際カップルは真剣にそのことについて考えるべきですし、考えていた家庭の子供は与えられた人生の困難も乗り越えて立派な人物になっていると思っています。

また、外国人としてこの文章を読んでいるあなた、もしかするとあなたの国と比べるとこの国はあまりにも同質的すぎると思ったかもしれません。しかし、この国の移民問題は30年前のドイツやフランスと同じ段階にいるのです。この国は今から移民社会になるので、普通の日本人はあなたに適切なアドバイスをすることはできません。あなたはこの変わり始めた日本社会のパイオニアなのです。誰も挑戦したことがない未知の国で自分の運命を切り開く覚悟がないのであれば、あなたの国に帰ることをお勧めします。この国はそういう国です

この現実を理解した上であなたが結婚や、子育てをこの国ですることを私は強くお勧めします。

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