生活

日本人とのデートでタブーの花

crop woman with hand behind back

みなさん、そろそろクリスマスの季節ですね。日本では恋人達がクリスマスプレゼントを買うために何が良いか悩んでいる時期で、今日もたくさんの人が町にプレゼントを探しに出かけています。(コロナなのにいいのかな…?)さて、プレゼントというのは異なる文化を持つ外国人に贈る場合非常に難しいテーマですよね?私もスペインに留学している時大失敗しているんですよ。

カステラの罠

スペインに留学した時友人の家に招待されて食事を食べることになりました。もちろんプレゼントを持っていこうと思っていたのですが、私は自信満々でした。素晴らしいアイデアがあったからです。そのアイデアとは・・・

福砂屋のカステラ|福砂屋オフィシャルサイト』引用

カステラです

カステラとは16世紀頃に日本にやってきたスペインのお菓子です。日本ではよく友達の家などに招待された時に持っていく高級なイメージがあります。もしこれをもっていけば日本人のパーティのホストも大満足で、事実私もカステラを親戚が持ってくると大喜びしていました。そういうわけできっとスペイン人達もこのカステラが好きだろうと思い、私は日本から伝統的な高級カステラを買ったわけです。

私の想像の世界を見てみましょう。

cheerful black father with red box
Photo by Any Lane on Pexels.com

私の想像:『やばいじゃん!お前すごいな!カステラなんか知ってるなんてすごい日本人だな!

もうその日のパーティーの中心人物は私。カステラを持ってきた粋でクールなアジア人になるつもり満々でした。

でも実際の反応はこうでした。

young annoyed female freelancer using laptop at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

あ、うん…えっ?ビスコチョ持ってきたの?なんで?

そう、スペインでこのお菓子は「ビスコチョ」と呼ばれていて非常に庶民的なお菓子だったのです。相手の反応はとても微妙。「この外国人はケチなのか?」という顔をしています。あぁやってしまった。パーティで中心的な人物になろうと思っていたのに「君の国はあまり仕事がないからスペインに来たのかい?」などと言われました。いや、貧乏だからカステラを買ったんじゃないんだよ・・・。こういうことが異文化の国に行くと起こるんです。でもあなたが日本に行ったら起こるかもしれないんですよ?よくある失敗がデートの時のプレゼントです。

デートで大失敗

ヨーロッパ人の男性とデートした日本人女性がとても喜ぶことに花をくれることがあります。実は日本人女性は欧米人男性は花をくれてロマンチックだというステレオタイプを持っているのです。しかし、あるフランス人男性はこの花の選択を大失敗しました。彼が持ってきた花とはこれだったのです。

「菊」の花言葉の意味、似た意味の花言葉を持つ花を徹底解説! | 「言葉の手帳」様々なジャンルの言葉や用語の意味や使い方、類義語や例文まで徹底解説します。』より引用

これは…よくないですね

菊の花と言えば葬式の時に使う花なんです。それを知らない外国人が見れば「きれいな花だなぁ、彼女が見たら喜ぶだろう」と思うかもしれませんが、日本人女性が見るとあなたがこのように言っているように見えます。

female florists making basket of flowers
Photo by Amina Filkins on Pexels.com

あぁ、今あなたの葬式を準備していたの!

まぁ冗談ですよ?さすがにあなたが満面の笑みでこの花を渡したら「あぁきっとこの外国人は菊の花が葬式で使う花だって知らないんだろうなぁ。うれしいけどこれを家に飾りたくないなぁ。どうしよう」と思っているでしょう。でも気まずいですよね?ということで今日は絶対に渡してはいけない花を3種類選びました。これだけは絶対にプレゼントしないでください。

1.菊

さっき説明した菊はロマンチックなイメージが全くない花どころか、むしろ圧倒的に葬式で使われる花というイメージです。それを考えると渡さないほうがいいと思うのはわかりますよね。

しかし、元来この花に呪われているというようなイメージはありません。むしろ美しく、高貴な花なので葬式に使って死者を慰めるのです。例えばこの花は日本の天皇家の紋章にもなっていますし、日本のパスポートに描かれているマークも菊です。家で育ててる分には「あぁ高貴な趣味をお持ちですね!」と思われると思います。

日本の花屋などはこの高貴なイメージを利用して旅館をデコレーションするときに菊を利用することもあるそうです。これを考えると複数の花を使った花束の中に菊が一本だけ入っているのはおしゃれだと感じるかもしれません。でも菊だけを使うのは絶対にやめたほうがいいですね。死神がデートに来たように見えます。

2.彼岸花

あぁ!恐ろしい!これはダメな花です!

さっきの菊は葬式のイメージがありましたが、花自体は高貴なものでした。しかし、この彼岸花は「地獄に咲く花」のイメージがあります。もしこの花をプレゼントされたら地獄に連れていかれる想像をしてしまいます。見てください!この深い赤色!まるで地獄に落ちた人間の血のようではないですか!

『無間地獄』より引用

この花がこれくらい恐れられるのには理由があります。墓地に咲いているというイメージがあるからです。これにはしっかりした理由がありまして、実はこの花の根にある毒を利用してモグラが大切な場所に入れないようにしていたのです。昔日本では死体を土葬していたのでモグラが墓地を掘ってしまって墓地を荒らされるということがよくありました。そのため墓地の周辺にこの彼岸花を植えることでモグラ対策をしたのです。聞いた話だとどうやら一部の地域ではこの根の毒を抜いて食べるらしいですが、相当食べ物がなかったんでしょう。

*子供が食べたら本当に死にます。マネしないでください。

ちなみにこの「死」のイメージはアニメのシーンでもよく利用されます。例えば最近のアニメで「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」というやつがまさにそれでした。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ が見放題! | Hulu(フールー) 【お試し無料】

このロボットアニメの主人公は地球に植民地化された火星の孤児達で、紛争の際の使いやすい駒として日々簡単に戦死する人生を送っています。そこである日主人公達はそんな大人たちに利用されないように反逆し、傭兵会社を作って火星独立運動に傾倒していく、というのが話のあらすじです。

ところがこの主人公達物語の中でどんどん死んでいきます。ネタバレはしたくないので最期は言いませんが、その彼らの周りに咲いているのが彼岸花なんですね。つまりこれは最初から彼らの最期を象徴していたということです。こういうヒントは日本人であればすぐに気が付きますが、他の文化で育った人なら気が付かないかもしれません。花の奥深さがわかりますね。

3.鉢植えの植物

初めての時デートをするために鉢植えの植物を持ってくる人はなかなかいないと思いまうす。そう、例えば…

crop women with potted cactus
Photo by Sam Lion on Pexels.com

今日はデートに来てくれてありがとう!このサボテンの鉢植えをあげるよ!

うーん、こんな光景想像がつきません。しかし、例えばカップルになったあと彼女の家族が入院したのでお見舞いに行くついでにデートをしようか、というようなことはあるかもしれません。その時この鉢植えをあげるのは非常に良くないです。

これは「根」があるからです。根とは定着をイメージさせます。病院にいてすぐに病気を治して自宅に帰りたいと思っている人に定着をイメージさせる鉢植えを渡したら、「ずっとそこにいてくださいね!」という意味になってしまいますよね。だからプレゼントには使ってはいけないのです。

病院に持っていくときは必ず根がない花束にする

これを覚えておいてください。ただでさえ心が弱くなりがちな病院生活であなたが根の生えた大きなサボテンを持ってきたら、ショックでもっと弱ってしまうかもしれません。そしたらもう彼女と関係を続けるどころではないですよね?

店員さんに聞くのがベスト

そんなわけで今日は日本人とデートした時に渡してはいけない植物を3つほど紹介しました。おめでとうございます!これでとりあえずデートの最初のタイミングで相手から不審な目で見られることはないでしょう。美しい花を持ってきたあなたはまさにロマンチックなジェントルマンそのものです。

さて、実はこれ以外にも植物のイメージはたくさんあり、庭で育てないほうがいいと思われている植物もあります。でももしわからないことがあって心配になったら店員さんに質問してみましょう。あなたが花を準備したい目的に合わせてちょうどいい花をアドバイスしてくれますよ!やっぱり最後はプロフェッショナルに任せちゃうのが一番だと思います。

あなたはどんな花を普段選んでいますか?ぜひコメントしてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です