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従業員を過労死させる方法

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日本のネガティブなイメージを考えた時あなたの頭にはどんな単語が浮かびますか?もしかしてそれは、

過労死

ですか?

過労死は不名誉ながら世界に知られた数少ない日本語の一つです。きっとあなたも日本で働くと酷い上司に長時間労働を強いられて過労死してしまうと想像していないですか?

しかし実際は違います。

日本社会にも欧州のような働き方をしている会社はあります。しかし多くの外国人はその仕事ができません。なぜなら、日本語がビジネスレベルで話せず、慢性的な情報不足のために騙されて怪しい会社に入社してしまうからです。結果として1-2社だけで働いて「日本=過労死」だと思い込んで帰っているのが現実なのです。

そこで今日は会社がどのように社員を過労死にまで追い込むかその方法を学んで、自分の会社が「あなたを使い潰そうとしているか」どうかわかるようになりましょう。これに当てはまっていたらそれは本当にやばいです。仕事を変えましょう。

日本の労働環境は改善して来ている

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Photo by Ono Kosuki on Pexels.com

まず根本的な話からしますが、過労死社会は1990年代の日本のイメージです。いまや2020年社員が過労死したら大変です。遺族から訴訟されて何億円という賠償金を払い、マスコミに「殺人企業」とバッシングされ自社製品が売れなくなることを企業が望んでいると思いますか?

経営者もサドで社員を酷使しているわけではないので、「社員を過労死させたら儲からないぞ」と思えばやりません。実際、数年前に超有名広告代理店の女性社員が自殺してしまい会社は大きな損害を被りました。そのため日本の企業は社員の健康を非常に気にしています。

ちゃんとした企業ならね…

ここまでは、いわゆる日本社会を代表する企業または儲かっている企業の話です。彼らはビジネスの基盤があり、人を過労死させる必要がありません。だから健康にも気を使っているわけです。

しかしこれが小さい企業、または印刷業や出版業など衰退傾向にある企業だと話が変わってきます。経営がうまくいっていない会社からすれば会社が潰れて全員が失業するよりは、一人が過労死したほうがましだという考え方になりますよね?これが月400時間働いて人が死ぬ環境を生み出すのです。

さてこのように構造的に過労死が組み込まれている会社は新人教育の時点で奇妙な兆候があります。それは思考能力を奪って命令に従う従順な戦士を作ろうとすることです。ですからもしこんなことが起きていたら注意してください。高確率でブラック企業です。

1. 山奥の施設に連れていかれる

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Photo by B.Bailey on Pexels.com

えっ?新人教育のために山奥の施設に行くんですか?それは非常に危険ですね、洗脳ブートキャンプの可能性があります。こういった企業はセールスマンを多く雇用する中小企業にありがちです。どんな理不尽なクライアントにも躊躇なく飛び込んでいく営業戦士を養成するために、大学を卒業したばかりのひよっこを山奥の研修所に送り込むのです。

人間は他の環境と自分の環境を比較できないと簡単に洗脳されますから山奥は洗脳のために最高の環境です。

こういった場所では通常体力の限界まで新入社員を疲れ果てさせ、論理的思考力を奪います。具体的には朝7時に庭に集合して大声で「おはようございます!」と100回叫ばせたり、親への感謝を示す手紙を書かせてまた大声で叫ばせます。あぁ教官の指示に逆らいましたか?もちろん他の同僚の前で怒鳴られます。

もしあなたが疲れていなければ怒りのあまり殴ってしまうかもしれませんが、孤立した環境の中で疲れ果てていたら・・・?考える力も失って自分が間違っていると思うかもしれませんね。また仮に怒って出て行ってしまうような人間がいても会社にとってはラッキーです。将来の不穏分子を一人排除できましたね!。おそらくこれはブラック企業に間違えて入社してしまった反抗的な人間を排除するためのシステムになっています。ともあれこれで山から逃げた人間以外は奴隷のように働く素質があるということになります。過労死への次のステップへ行きましょう。

2. 人格否定&賞賛

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Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

さて立派なビジネス戦士となったあなたは会社で働き始めますが、もちろん超ハードです。大体朝の8時から夜の11時まで働く事になるでしょう。ブラック企業なのですからあなたに休みを与えません。休みを与えたら余計なことを考えるでしょう?さぁ、また人の思考力を奪う環境ができました。ここで起こるのは上司からの人格否定を含んだ罵声です。これはあなたを従順な戦士に洗脳する効能があります。

実はアメリカの軍隊も全く同じことをしているらしいのですが、人間のプライドを破壊することは従順な戦士育成への重要なプロセスです。人間はプライドを持っていると反抗したりする生き物です。しかし何度も何度も人格否定し、それを破壊してしまえば無力感に苛まれて反抗しなくなります。だから人格否定は過労死企業では非常に重要な1ステップなのです。しかし、人格否定だけしているとうつ病になって使い物にならなくなるか自殺します。そんなときは少し飴を与えましょう

例えば、他のセールスマンよりいい成績を取れたら「みんな見ろ、こいつはこんなに働いているからうまくいっている。これがエリートだ!素晴らしい!!」と褒め称えます。破壊されたプライドに染みる優しい言葉によって少しずつこの労働者は会社の望むことをすれば認められるというルールを覚えます。典型的な「鞭と飴」というわけです。

また場合によっては他の労働者と対抗させる場合もあります。競争は成果を生みますし、労働者同士がいがみ合うことで結反抗してくる可能性が減ります。会社経営者側にとっては好都合ですね。「分割し、統治せよ」の原則です。

さぁ、今ブラック経営者の前には死をも恐れない戦士たちが命令を待っています。準備が整いました。早速大量の仕事を行わせましょう。

3. 大量の仕事

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Photo by Pixabay on Pexels.com

最期のステップになりました。最初の研修と職場での洗脳によって社員はもう何も失うものがない状態になっています。

大量の仕事をさせましょう。

この頃になると指示しなくても勝手に仕事をするような人間が生まれています。もはや働くこと以外に自分の価値を証明する方法がない、という風に信じ切っているからです。これは職場以外の広い世界を知らない人間に起こりがちな現象でカルト宗教団体なども同じようなテクニックを使っています。さらに大量に仕事をさせれば社員は疲れて考える暇がありません。洗脳が解けないように常に疲れさせておくのもブラック企業の十八番です。

この状態になっているとなぜか仕事が終わってからも家で働いたり、給料が異常に少なかったり、残業代が払われなかったりしても労働者は気にしません。会社にとっては最高ですね。

はいそろそろ、皆さん気が付いていますね?最後の時間がやってきました。大量のストレスと長時間労働…

過労死します

ですが、過労死してもあまり話題にならないことが多いのです。本当にブラックな企業の場合、労働者は忙しすぎて家族もいません。そうなると死んでも誰も悲しまなかったり、訴訟したくても遺族にお金が足りないので泣き寝入りすることになるのです。結局メディアが相手にするのも超大企業の過労死であって、田舎の建設会社で起きた過労死などは政府の統計に数字が加えられるくらいです。悲しいことですがセンセーショナルでない記事を読者は読んでくれないのです。

4. こんなことにならないように

そもそも、なぜ従業員たちはこんなやばい企業に飛び込んでしまったのでしょうか?これは従業員側が何も考えずに入社した問題もあります。しっかりした調査をすれば今紹介したような典型的なブラック企業で働く事にはなりません。例えば会社名で検索してください。過去何件も死者が出ていればブラックだとすぐにわかりますよね?日本人の学生はしっかり調査して自分が将来働く会社を選んでいます。そして同じことが外国人のあなたにも当てはまるのです。

このような危険を回避するために、あなたはまず日本の会社についての調査を行わなければなりません。この点日本語学校を卒業し、日本の企業に就職する欧米系の外国人は非常に不利です。中国人・韓国人の場合長い移民の歴史がありますから日本での労働に関する知識がネット上にもあふれていますが、英語・スペイン語などで検索した場合そのほとんどが語学教師か留学会社のスタッフになってしまいます。つまりインターネットだけで情報を集めるのは難しいのです。また語学学校で勉強していると日本人と出会うこともなかなかありません。時間だけが経ち、バイトをしていたら30歳になっていて国に帰ったという話があふれています。ですから日本語学校で勉強をしてから働こうと考えることを私は勧めていません。日本の大学院に行くべきです(真剣に日本で生活したい場合ですが)。権威のある大学院に入り、日本人の優秀な学生と生活すれば労働に関する情報も良質なものが集まってきます。非常に難しいですがこれができなければあなたの日本生活は長期的に破綻する可能性が高いと思います。

多くのYotuberが日本での生活を説明していますが、私の知っている中では日本でしっかり生活ができている外国人はあまりYoutuberをしていません。そんな時間がないからでしょう。私だってブログをやるので精一杯ですから、あそこに真実はないと思ったほうがいいと思います。

良質な真実を収集して生活するのが外国生活では生き残るために必須です。もちろんYoutuberが紹介する日本は面白いですが、一種のエンターテイメントだと思って割り切ってください。それでは。

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