three persons sitting on the stairs talking with each other

皆さん、このページを見ているということは日本が好きで日本の大学で留学したいと思っている人ですね?私はこれまで300人程の外国人を見てきました。そして見えてきた事実があります。

留学生のほとんどは留学というチャンスを活かせず

日本を去っていきます。

view of a man on city street
Photo by Tranmautritam on Pexels.com

そのチャンスとは

大学で日本人のコミュニティに入ることです。

もしここで様々な日本人と出会うことができればあなたが日本で安定した職に就ける可能性が生まれます。なぜならあなたは日本人コミュニティに入り日本人から有益な情報を得られるからです。

仮に日本の大学に行かずに、日本人と結婚した場合を想像してください。あなたが信頼することができる日本人はパートナーだけになりますよね?そして彼/彼女が日本社会での仕事の探し方や、コネクションを持っているという確証はあるでしょうか。ありませんよね?

するとあなたは情報不足のためいい仕事を見つけることができず、簡単な低賃金労働をすることになり(例えば英語教師)、最悪の場合あなたの子供の世代はより貧乏になります。実際にそういう人たちを何人か私は見ています。

逆に安定した正規職の仕事を持っている外国人達はほぼ確実に日本の大学に入学しています。ここで高度な日本語能力と日本人学生とのコネクションを作ることで日本社会のルールを学べることができるからです。だから私はいつも思います。

日本で安定して働きたいなら

いいレベルの大学に行くべきです

これは本当に重要です。そのためなぜあなたが良いレベルの日本の大学に行くべきか詳しく説明します。まず日本の大学教育制度を知らない人にとっては理解し辛いのですが、

日本の大学は入学試験が難しく、

卒業するのが簡単です。

つまり試験が難しい大学には優秀な日本人が集まります。そしてこれらの日本人のネットワークこそ日本で生きていくために最も重要なことなのです。大学に入って優秀な日本人と情報交換を行うと、面白い仕事をしている日本人のビジネスマンとも会うことができます。もしかすると友人のお父さんが有名企業の役員で面接の方法を教えてくれるかもしれません。そういう日本人のエリート階級と接触を持てばチャンスを得られる可能性があります。(100%じゃないです)

しかし、逆にレベルの低い大学に行くと優秀な学生の割合は低下します。そしてこのような学生の家族は低収入の傾向があるのです。すると、就職に関する情報を知らない人が多いですから、必然的にあなたはチャンスを得ることができません。

もちろん双方に例外はあります。いい大学にも何も考えていない人はいるし、悪い大学にも天才はいます。しかし一般的に有名大学の方がチャンスが多いから日本人の子供たちはたくさん勉強して有名大学に入ろうとしているんです。建前は置いておいて、本音の話をしましょう。日本人も「いい大学に絶対入らないといけない」と考えているのです。

しかし普通日本人はこの事実をはっきり言いません。これは日本社会でタブーだからです。

もし私がこのことをSNSに書いたとしましょう。すぐに大量のメッセージがきて「大学に行くことだけが人生じゃない。」とか「学校に行かなくても素晴らしい人はいる」とか言われます。これは本当によくある指摘です。しかし、

私は人格の話をしているのではなく、

子供を育てられるくらいの給料と

安定した仕事を手に入れる方法を

提案しています。

three women having a party while on video call
Photo by Nataliya Vaitkevich on Pexels.com

私のブログは「El Japón Real」であって「El Japón Ideal」ではないのです。本来は皆さんが平等に評価されるべきですが、現実は良い大学に行った裕福な人間が有利な立場を維持しています。これが現実です。そして日本で外国人として生活するならこの現実と戦わなければいけないのです。

この国はタフでリアリストの外国人だけが

生き残れます

さて、私はそんなタフでリアリストで野心家なあなたのような人物が好きです。そこで日本の大学のヒエラルキーについても正直に書こうと思いました。個人の名誉のために隠しますが、この記事を書くために10年以上日本で大学ビジネスを行っていた人間の意見を参考にしています。そのため100%正しいと断言はしませんが80-90%は正しいと思っています。下のリンクをクリックしてください。日本大学図鑑というものがあり、日本の有名大学についてそれぞれ記事をまとめています。

大学図鑑 | El Japón Real

これらの大学は入学試験の難しさとその後の卒業生の日本社会への影響力の強さに合わせてランクSから、ランクFまでランク付けしています。

<それぞれのレベル別指標>

people riding a camel near pyramid under blue sky
Photo by Mouad Mabrouk on Pexels.com

Sランク:上位2%

世界的エリート。世界36位の東京大学の学生を始め、世界で活躍するレベルの優秀な学生が集まっている。トヨタやソニー、任天堂などあなたが知っている日本企業が採用したいと考えている学生たちはこのレベルである。たまにノーベル賞を取る人がいる。

Aランク:上位10%

エリート。しかし、世界的日本企業に入るのは少しむずかしい。だが良い経営城代の上場企業には入れる学生が多い。例えばトヨタが東京大学の学生をを10人採用するとすれば、Aランク大学の学生は各大学1人合計10名までしか採用されないなど待遇に大きな差がある。

Bランク:上位15%

エリートの中では普通。普通の日本人の中ではエリート。トヨタに入りたいと思ったら非常に苦労する。親のコネクションなどがあるか、普通だったら考えられないような優秀な学生なら入れるが出世が難しい。外国人留学生ならここくらいまでには入学すべき。

Cランク大学:上位30%

普通の日本人の中で優秀。エリートではない。有名企業がわざわざ取ろうとは考えない。上場していない普通の企業なら喜んで採用されるが、町の公務員になることで安定した収入を確保しようとする人もいる。

Dランク大学:上位50%

普通の日本人。普通だが有名企業に行くことは不可能。ITを勉強していたり個人的な技術力がある人間なら良い企業に行くことはできるが、そういう人は多くない。でもある意味一般的な日本人。

Eランク大学:上位70%未満

正直仕事がない。勉強ができなかった人間が行く大学。大きな確率でひどい仕事をさせるブラック企業や、Zaraの店舗で働くことになる。

Fランク大学:誰でも入れる

誰でも入れる私立大学。もはや経営できていないので違法入国目的の外国人に学生ビザを与えたりしている。学生は授業に全く興味がなく、ゲームするか寝ている。漢字も読めない人がいる。さらに売春行為に手を染めている学生が非常に多い。(実話)

最後に

いくら情報があってもあなたが行動しなければ人生は変わりません。ほとんどの外国人留学生はせっかく日本に来たのに外国人の仲間と旅行に行って貴重な学生生活を終えます。もしあなたがチャレンジをしたいと思っているなら遊んでいる大多数の外国人とは違う行動をしなければいけません。日本で定職についている外国人の友人も努力していました。

それではこの情報があなたの人生にいい影響を与えられることを祈っています。